Webサイトの閲覧は今やスマートフォンが主流です。PCでは綺麗に見えても、スマホで見ると「ボタンが小さすぎて押せない」「どのアイコンが何の意味かわからない」という失敗はよくあります。今回は、スマホUIにおけるアイコン設計の基礎をお伝えします。
1. タップしやすい「物理的なサイズ」とは?
人間の指で画面をタップする際、領域が小さすぎると誤操作(フラストレーション)の原因になります。AppleやGoogleのガイドラインでは、タップ領域について明確な推奨値が定められています。
- Apple (iOS) の推奨: 44 × 44 pt(ポイント)以上
- Google (Android/Material Design) の推奨: 48 × 48 dp 以上
ここで重要なのは、「アイコンそのものの画像サイズ」が44pxである必要はない、ということです。アイコン自体は24pxや32px程度の控えめなサイズにし、その周囲の「見えない余白(パディング)」を含めたクリック可能な領域(aタグやbuttonタグのサイズ)を44px以上確保するのがプロの設計です。
2. 画面下部の「ボトムナビゲーション」設計
スマホアプリでおなじみの「画面下にアイコンが4〜5個並ぶナビゲーション」。Webサイトでも導入が増えていますが、ここにはirotoriのような「シンプルで線の太さが均一なアイコン」が最適です。
ラベル(テキスト)は必須か?
「虫眼鏡=検索」「家=ホーム」など、世界共通で認知されているアイコン以外は、必ず下に小さな文字(ラベル)を添えましょう。ユーザーに「これは何を押すボタンだろう?」と考えさせてはいけません。
3. SVG形式を選ぶべき理由
スマホには多様な解像度(Retinaディスプレイ等)が存在します。PNGなどの画像形式でアイコンを書き出すと、高解像度のスマホで見たときにフチがぼやけてしまうことがあります。
irotoriでは全てのイラスト・アイコンをSVG形式で提供しています。SVGはベクターデータであるため、どれだけ拡大しても、どの最新スマホで見ても、常にくっきりと美しく表示されます。UIのアイコンには必ずSVGを使用しましょう。
まとめ
スマホデザインにおいては、「見た目の可愛さ」以上に「指での操作性」が重要です。irotoriのSVGアイコンを活用し、適切なタップ領域(44px以上)と明瞭なラベルを組み合わせて、ユーザーに優しいUIを作成しましょう。